ワンドの3(Three of Wands)|旅立ちのその先へ
高台に立ち、遠くの海を見つめる人物の姿。
目の前には、いくつかの船が出入りし、旅立ちと到着が交差しています。
もう一歩、外の世界へ踏み出すときが来ているのかもしれません。
このカードが象徴するのは、「拡大」「展望」「成長への意志」。
すでに土台は整っていて、あとは外に向けて広げていくだけ。
あなたの中にある“未来への期待”が、橋をかける原動力になっていきます。
ワンドの3は、すでに何かが動き出したあと。
そのうえで「どこまで行けるか」を見据えている段階です。
遠くを見ながら、自分の立つ場所をしっかり感じてみて。
◆ このカードがあなたに問いかけること
- あなたが今、見つめている未来はどんな景色ですか?
- そのために、どこへ橋をかけようとしていますか?
- 広がっていく可能性に、心はワクワクしていますか?
◆ 正位置の意味
正位置のワンドの3は、「拡大」「進展」「視野の広がり」を意味します。
行動の第一歩を踏み出したあとで、さらに世界を広げていくタイミング。
少し先の未来に目を向けながら、流れに乗っていきましょう。
キーワード(正位置)
- 拡大・展望・発展
- 視野を広げる・挑戦の準備
- 次のステージへの成長
◆ リーディング例(正位置)
- 恋愛運: 関係が安定し、次の段階へ進みたくなるとき。遠距離や将来の話も◎
- 人間関係: 信頼関係を広げるタイミング。新しい仲間や関わりも広がりそう。
- 仕事運: 活動の場を広げたり、新たな市場へ挑戦する好機。
- 金運: 資産運用や副収入の拡大など、視野を広げて◎
- 全体運: 今までの努力が新しい展開につながる時期。広がりを意識して。
◆ 逆位置の意味
逆位置のワンドの3は、「展望の不透明さ」「広がらない焦り」「期待外れ」などを示します。
本当は前に進みたいのに、視野が狭くなったり、タイミングをつかみきれないことも。
キーワード(逆位置)
- 視野が狭まる・焦り
- 発展しない・停滞感
- 方向性の迷い・準備不足
◆ リーディング例(逆位置)
- 恋愛運: 将来が見えにくく、不安になりやすい。焦らず会話を大切に。
- 人間関係: 広がりを感じられず閉塞感が出るかも。一度距離を取っても◎
- 仕事運: 活動範囲が広がらない時期。焦らず今の基盤を整えて。
- 金運: 期待した収入が得られないかも。方向性を再検討してみて。
- 全体運: 大きく動くより、視野を広げて計画を練る時期に。
◆ 魔法ねこから、あなたへ
ねえ、遠くを見つめるだけじゃなくて、
「いまの自分がどこに立ってるか」も、ちゃんと感じてみて。
未来はね、空から降ってくるんじゃなくて、
あなたが手を伸ばしたところから、橋みたいにつながっていくんだよ。
大アルカナ: 大アルカナの世界 0.愚者 1.魔術師 2.女教皇 3.女帝 4.皇帝 5.法王 6.恋人 7.戦車 8.力 9.隠者 10.運命の輪 11.正義 12.吊るされた男 13.死神 14.節制 15.悪魔 16.塔 17.星 18.月 19.太陽 20.審判 21.世界
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