ペンタクルの6(Six of Pentacles)|受け取るやさしさ
富を持つ人物が、天秤を手にしながら、目の前の人にペンタクルを分け与えています。
与える側と受け取る側、そのどちらにも意味がある瞬間。
このカードは、「与えること」と「受け取ること」の**循環**をあらわします。
人とのつながりの中で、バランスよく恩恵がやりとりされることの大切さ。
やさしさは、出すだけでも受け取るだけでも成り立たないのです。
◆ このカードがあなたに問いかけること
- 最近、誰かにやさしさを渡したり、受け取ったりしましたか?
- 与えることに偏っていたり、遠慮しすぎていませんか?
- 本当はもっと、支えを受け取りたくないと思っていませんか?
◆ 正位置の意味
正位置のペンタクルの6は、「支援の循環」「助け合い」「信頼あるやりとり」を示します。
ギブ&テイクのバランスが整い、自然と心が通うような関係性が生まれやすい時期。
物質的なサポートだけでなく、心の交流にも注目してみましょう。
キーワード(正位置)
- 支援・援助
- 思いやり・バランス
- やさしさの循環
◆ リーディング例(正位置)
- 恋愛運: 思いやりが行き来する関係。与えすぎず、受け取りすぎず。
- 人間関係: 信頼に基づく支え合いが生まれそう。感謝を伝えて◎
- 仕事運: 支援を受けやすいタイミング。相談や協力もスムーズに。
- 金運: プレゼントや臨時収入など、小さなうれしい循環があるかも。
- 全体運: 誰かのやさしさに助けられそう。素直に受け取って。
◆ 逆位置の意味
逆位置のペンタクルの6は、「与えすぎ・受け取りすぎ」「不平等な関係性」をあらわします。
善意のつもりでも、どちらかに負担が偏ってしまうことがあるかもしれません。
やりとりの“バランス”を今一度見直すタイミングです。
キーワード(逆位置)
- 偏り・一方通行
- 与えすぎ・甘えすぎ
- 見返りを求めすぎる気持ち
◆ リーディング例(逆位置)
- 恋愛運: 片方だけが与えてばかりになっていないか見直して。
- 人間関係: 頼りすぎ・頼られすぎに注意。距離感を大切に。
- 仕事運: 助けてもらって当然、という態度になっていない?
- 金運: 出費がかさむかも。お金の貸し借りは慎重に。
- 全体運: “与える”と“受け取る”が偏ると疲れてしまうよ。
◆ 魔法ねこから、あなたへ
誰かにやさしくすることって、素敵なこと。
でもね、自分がやさしさを受け取ることだって、同じくらい素敵なんだよ。
あなたにも、ちゃんと受け取る価値がある。だから、遠慮しなくていいからね。
大アルカナ: 大アルカナの世界 0.愚者 1.魔術師 2.女教皇 3.女帝 4.皇帝 5.法王 6.恋人 7.戦車 8.力 9.隠者 10.運命の輪 11.正義 12.吊るされた男 13.死神 14.節制 15.悪魔 16.塔 17.星 18.月 19.太陽 20.審判 21.世界
ワンド: ワンドの世界 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ペイジ ナイト クイーン キング
カップ: カップの世界 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ペイジ ナイト クイーン キング