ペンタクルの5(Five of Pentacles)|足りない日々
雪の中、傷を抱えながら歩くふたりの姿。
背後には、あたたかな光がともる教会の窓が見えています。
このカードは、「不足感」「孤独」「困難な状況」を象徴します。
それは経済的なことかもしれないし、心の孤立かもしれません。
でも、すぐそばに助けがあることに、まだ気づけていないだけなのかもしれません。
◆ このカードがあなたに問いかけること
- 今、足りないと感じているものは何ですか?
- その「不足感」は、どこから来ているのでしょうか?
- 本当は、誰かの助けを求めたいと思っていませんか?
◆ 正位置の意味
正位置のペンタクルの5は、「困難な状況」「孤独」「助けを求めづらい心境」をあらわします。
ただ、それは“助けが存在しない”という意味ではありません。
苦しいときこそ、外の光に目を向けてみる勇気が必要です。
キーワード(正位置)
- 困難・孤立
- 不安定・貧困
- 心細さ・排除感
◆ リーディング例(正位置)
- 恋愛運: 距離ができやすい時期。気持ちを素直に伝えてみて。
- 人間関係: 孤独を感じやすい。信頼できる人との関わりを大切に。
- 仕事運: 職場での疎外感や不安が強まりそう。助けを求めてOK。
- 金運: 出費がかさみやすい。支援制度やサポートに目を向けて。
- 全体運: 苦しい状況でも、希望は近くにある。見逃さないで。
◆ 逆位置の意味
逆位置のペンタクルの5は、「回復への兆し」「支援を受け入れること」を示します。
自分を責めたり閉ざしたりせず、少しずつ外の世界に手を伸ばすことで、
新しいあたたかさに気づける時期です。
キーワード(逆位置)
- 回復・希望の兆し
- 受け入れる力
- あたたかさとの再接続
◆ リーディング例(逆位置)
- 恋愛運: 誤解や不安が少しずつ解けていく時。話し合いを大切に。
- 人間関係: 距離があった相手と、またつながるきっかけがあるかも。
- 仕事運: 不安定さが和らぎ、支えを感じられる場面が増えてきそう。
- 金運: 改善の兆し。無理せず、使える支援に頼ってもいい。
- 全体運: 闇の中にあったとしても、光はすぐそばにある。歩き出して。
◆ 魔法ねこから、あなたへ
「足りない」と感じるとき、心まで寒くなることがあるよね。
でもね、あなたのすぐ近くには、やさしい光がちゃんとあるんだ。
どうかそのことを忘れないで。手を伸ばしていいんだよ。
大アルカナ: 大アルカナの世界 0.愚者 1.魔術師 2.女教皇 3.女帝 4.皇帝 5.法王 6.恋人 7.戦車 8.力 9.隠者 10.運命の輪 11.正義 12.吊るされた男 13.死神 14.節制 15.悪魔 16.塔 17.星 18.月 19.太陽 20.審判 21.世界
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カップ: カップの世界 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ペイジ ナイト クイーン キング